阪急宝塚線が7/7にダイヤ改正をしました。
概要は、朝夕ラッシュの利便性向上。
現実は、箕面線梅田直通の大幅削減!
朝ラッシュは改正前9本が2本に。夕ラッシュは改正前8本が全廃!
これは箕面に生まれた者としては残念ですね。それほど箕面線利用者は減少してるということなのかと思って調べてみましたがそうではないようです。(10年前と比べても現状維持くらい)
うーむ、ではなぜ減らすのか。確かに箕面線の桜井・牧落・箕面より、本線の池田・能勢口の方が利用者が多いです。箕面から梅田へ直通する利用者は本線と「比べると」多くないのかもしれません。だから減らすんでしょう。
ただ、朝夕の通勤時に箕面から座って梅田へ行ける、座って梅田から箕面へ帰れるという価値がほぼなくなったことは大変残念です。梅田直通があるから箕面に住んでいるという人もいるでしょう。利用者は少なくても減少してるわけでもないし、沿線価値が損なわれるので、直通運転の大幅削減は残念です。減らすにしても利便性を大きく損なわないようもう少し緩やかに減らすべきです。
また夕ラッシュ時に無理に20分ヘッドで出す必要はないと思います。
改正ダイヤでは20分あたり、日生特急1、宝塚急行2、花屋敷急行1、能勢口普通2となりますが宝塚急行が先行の普通を抜かないため減速運転するダイヤとなっており、梅田⇒宝塚間37分を要します。(日中は33分)
20分ヘッドは整っていて覚えやすいですが、そのためにノロノロ運転では元も子もありません。
これは15分ヘッドとして、日生特急1、宝塚急行2、能勢口普通1、箕面普通1とするのが妥当と考えます。梅田⇒宝塚間はJRとの競合もあり、JRは約26分で走破します。わざわざ急行の所要時間がかかるダイヤを作るのは非常に不可解です。
話は戻りますが、支線は「ぱっと見」本線より乗客が少ないから、本線へ途中駅で乗り換えろというのは理解できます。ただ、箕面線の利用客の目的地は石橋ではなく、大部分は大阪梅田のはずです。
東京メトロ千代田線「北綾瀬」や丸ノ内線「方南町」でも現在都心へは乗換が必要ですが、2019年にホームを延伸して都心直通を開始する予定となっています。これは沿線価値向上のためであり、賛成できます。
支線を軽く見てはいけません。