箱根のわかりにくい2系統のフリーパス

箱根へ旅行に行ってきまして、小田原からバスを利用しましたが、「箱根登山バス」と「伊豆箱根バス」の2社がそれぞれ別系統のフリーパスを発行しており、それぞれ相互利用はできないことがわかりました。

これは、わかりにくい!

私のようなバスに詳しい人間はわかりますが、一般の人にはわからないでしょう。
実際、箱根地区から「伊豆箱根バス」を利用したのですが、「箱根登山バス」のフリーパスを持っている人が箱根湯本駅で降りようとして、運転士さんに「これは使えないんですよ」と呼び止められ、せっかくフリーパスを持っているにもかかわらず、550円もの運賃を払わされていました。
観光地路線なので運賃も高めの設定であり、かなりお気の毒です。
しかも小田急系列の「箱根登山バス」、西武系列の「伊豆箱根バス」であるにもかかわらず、西武鉄道と「箱根登山バス」のセット券が売っているから、もうしっちゃかめっちゃかです。
なんらかの経緯で、2社は連携していないんでしょうが、フリーパスの発売時やフリーパス自体にその旨をわかりやすく明記すべきです。
外国人向けは大丈夫なんでしょうか?箱根地区は外国人利用者も多いですから、このわかりにくさがさらに気になります。
思わぬところで料金をとられると、折角の観光気分も台無しになります。なんとかしてもらいたいものと思います。