改悪続きの日光ローカル輸送に一筋の光!!!

最近、日光へ行ってきました。

まだまだ、マスク・消毒等面倒なところもありますが、ひさびさの旅行ができてよかったです。

往復は東武電車を利用しました。

改悪が続く東武日光のローカル輸送ですが、一筋の光が見えました。
それが、2020年6月ダイヤ改正で誕生した、東武日光16:29発急行南栗橋ゆき!!
(以前は東武日光16:28発区間急行南栗橋ゆき、でした。)

昔は、安観光に便利な特急料金不要の「快速」というのが走ってました。
特急並みの停車駅と浅草まで直通。シートはまぁちょっとアレですが、

いいように言えば国鉄感。

それが、2006年に大半の列車が「区間快速」に格下げされ、なんと東武動物公園から東武日光間が各駅停車となってしまい、地獄旅時代の幕開けになりました。

所要時間は30分は改悪されたでしょうか。

特急料金払わない人は日光へ来るなと言わんばかりの改悪でした。

「区間快速」は、停車駅を増やしすぎ、あまりにも苦情が多かったのか、
その後各駅停車区間が新大平下から東武日光間と少し通過駅が増えました。

しかし、2017年にまた改悪の日がやってきます。

日光地区からローカル列車(快速・区間快速)の浅草直通とりやめ。南栗橋で運行打ち切り!
日光方面へは快速の停車駅を引き継ぐ急行が多少残りましたが、
都内方面へはすべて新大平下から東武日光間各駅停車となる区間急行となってしまいました。
区間急行が通過する駅はたったの4駅です。

南栗橋での運行打ち切りは、車両老朽化を理由にしてさらなる特急への転移をはかるもので、
残念だなぁ。と思ったものです。

さてさて、話が脱線しました。

日光で観光した後、都内へ帰るのにちょうどよい時間の16時台ですが、
以前は、東武日光16:28発区間急行南栗橋ゆきが該当しました。
今はコロナ下で、日光への観光客も減っており、特急券が売り切れることはないでしょうが、
インバウンド需要が旺盛だった少し前までは、

東武日光16:23発特急リバティは売り切れることがありました。

売り切れてもすぐ後に特急が出てればよいのですが、

次の特急は東武日光16:39発のJR新宿行き!

この列車は、大宮・新宿直通で便利ですが、料金が高いうえに、春日部・北千住方面へ行くことができません。
その次は16:55発の普通下今市ゆきで鬼怒川から来た特急に乗り換えなければなりません。
始発の北千住方面への特急はなんと1時間後の17:23発まで待たなければなりませんでした。

ということで、仕方なく16:28発区間急行南栗橋ゆきに乗ったものですが、

これがまた激遅!!

下今市を起点として考えるとあとから来る普通電車に18分差があったのに、

南栗橋到着時に12分差に縮められる鈍足ぶりです。

しかも終点の南栗橋での都内方面への電車との乗継も悪く、我慢できず栗橋でJRに乗り換えて上野へ出る人も続出したのではないでしょうか。

ダイヤ改正前の日光からの北千住への乗り継ぎをまとめてみました。

東武日光16:28発区間急行⇒南栗橋18:13着/乗換/18:20発普通⇒東武動物公園18:31着/乗換/18:32発急行⇒北千住19:08着

なんと1時間あとに出た特急に途中で抜かれます!1時間あとに出た特急は・・・
東武日光17:23発⇒北千住19:02着
区間急行は、もう嫌がらせにしか思えない遅さでした。

これが、今回のダイヤでこのように改善となりました。
東武日光16:29発急行⇒南栗橋17:49着【25分改善!】/乗換/17:50発急行⇒北千住18:38着【30分改善!】
1日1本ですが、なんとか使える電車が出来て本当に良かったと思います。

でも南栗橋で運行打ち切りしてると、かえって栗橋でJRに乗換られ、乗客を減らしているのではないですかね。

急行の後追い続行運転でよいので、北千住までは直通を復活させてほしいです。

今回も紙覆面わかのブログをお読みいただき、ありがとうございました。