栃木県の「東野交通」という東武グループのバス会社が、
同じ栃木県を営業地域とする「関東自動車」を主に傘下に置く
「みちのりHD」に買収されることになりました。
東野交通は、栃木県のバス会社で、那須地区のロープウェイを運営したり
しており、一定の観光需要はありそうですが、
都市部のバス会社と違い、収益的には厳しいところだと思います。
それを、みちのりHDは「栃木県地域で一体として経営したほうがいい」と
東野交通を買収するんです。
その心意気に惚れます。
しかも、社員の雇用や待遇はこれまで通り維持するとのこと。
地域のことや、そこで働く社員のことを考えて運営している
会社なんだなぁ、と感心させられました。
バス会社・・・どの会社でもそうですが、地域で生活する人たちの
役に立ってナンボです。利益は2の次。
そのことだけを考えていれば、結果支えてくれる人が増え、
運営はなんとかなると信じたいです。